日帰り手術

当院で対応可能な手術

当院手術の特長

  1. 院内に大学病院の手術室や航空機内と同等の空気清浄度を持つHEPAフィルターを備えた清潔な手術室を完備しております。
  2. 手術は全例院長が施行し、術前説明から術後のフォローまで院長が責任を持って対応いたします。
  3. 当院では局所麻酔に加え低濃度笑気麻酔を用いた手術が可能です。
    歯科領域でも広く使用されている吸入麻酔で、手術時の疼痛だけでなく、不安や緊張を和らげる効果があり、リラックスして手術を受けることが可能です。体内からの排出が早く、臓器に負担がほとんどなく、安全性の高い麻酔方法です。こちらの麻酔は保険適応で使用可能です。

硝⼦体手術Vitreous surgery

手術について

網膜硝子体疾患には黄斑前膜・黄斑円孔・網膜剥離・硝子体出血など多彩な疾患があります。また水晶体脱臼や眼内レンズ脱臼など、白内障手術後の何らかの合併症にも硝子体手術が必要となる場合があります。

硝子体鉗子
黄斑前膜の手術映像

黄斑前膜の手術映像です。左の写真にあるような硝子体鉗子を用いて厚さ5㎛の膜を剥いていきます。非常に精密な動作ですが右の写真では矢印に示しますように、膜が剥けている様子を捉えた映像です。

手術の流れ

  1. 手術日決定

    患者様が手術を希望されましたら、まず手術日の調整を行います。緊急性のある方は急いで行います。

  2. 術前検査、手術説明

    手術で必要な眼科検査、採血を行いその結果をふまえ、イメージしにくい硝子体手術をできるだけわかりやすくご説明いたします。併せて手術のリスクや、眼内にガスを入れる方にはその説明もさせていただきます。

  3. 手術

    日帰りにて手術を行います。予約時間にお越しいただき、手術準備をさせていただきます。手術終了後は眼帯をしてご帰宅いただきます。眼内にガスを入れた方は帰宅後の体位(体の向き)を指示いたします。

使用する医療機器

緑内障手術Glaucoma Surgery

緑内障手術について

緑内障手術は主に、眼圧を下げる手術となります。緑内障の進行の程度や、タイプによって術式が変わります。当院ではレーザーで眼圧を下げる毛様体光凝固術、手術で眼圧を下げる線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)、線維柱帯切開術(トラベクロトミー)に対応しております。緑内障チューブシャント手術は施設認可申請中です。レーザー手術の場合は採血は行いません。

緑内障治療の第一選択は薬物治療ですが、

  • 薬物治療でも眼圧が下がらない場合
  • 薬物治療が奏功しても緑内障が進行する場合
  • 点眼管理が困難であったり、薬剤アレルギーがある場合

等では、レーザー治療や手術療法を行います。当科では様々な手術を行うことが可能です。
レーザー治療は、マイクロパルスレーザーを用いた経毛様体光凝固術で眼圧下降を目指します。(サイクロG6)
手術が必要となる患者様の多くは隅角線維柱帯での房水の流れが悪くなることが多く、主に線維柱帯をターゲットとした手術を行っております。

緑内障手術

経毛様体光凝固術

白目の部分(結膜)に専用のプローブを当てレーザーを線維柱帯に効かせ、流出抵抗を減らすレーザーです。
視機能を維持したまま、眼圧を下げることのできるレーザーで近年注目されております。
当院では局所麻酔下で日帰りでレーザーを行っております。

  • 合併症:疼痛・充血、一過性の調節不全(ピントが合いにくくなることがあります)
経毛様体光凝固術

トラベクレクトミー(線維柱帯切除術)

眼の外から強膜を切開し、強膜弁を作成をします。露出した線維柱帯を切除し、新たな房水の出口を作成します。強い眼圧下降効果があり、様々な緑内障の形に適応があります。

  • 合併症:術後低眼圧、濾過胞炎、乱視の増加、悪性緑内障など
トラベクレクトミー(線維柱帯切除術)

トラベクロトミー(線維柱帯切開術)

房水の流出抵抗を下げる手術です。現在は眼内から手術器具を用いて抵抗の原因である線維柱帯を切開し、新たな房水の出口を作成します。眼圧下降効果はトラベクレクトミーに劣るものの、手術時間が短く、術後の合併症が少ない術式です。また、白内障の併用手術との相性が良い手術です。

  • 合併症:術後前房出血、一過性高眼圧など
トラベクロトミー(線維柱帯切開術)

プリザーフロ®マイクロシャント手術

「プリザーフロ®マイクロシャント手術」は新たな低侵襲濾過手術です。良好な眼圧下降効果をもたらすとともに合併症が少なく、短時間で終了手術します。術後にコンタクトレンズを付けられる可能性がある濾過手術でもあります。当院では本手術の使用承認を受けており日帰り手術が可能です。

  • 合併症:術後低眼圧、前房出血、濾過胞炎
プリザーフロ®マイクロシャント手術

チューブシャント手術(緑内障インプラント手術)

他の緑内障手術で眼圧下降が不十分であった症例や、血管新生緑内障や角膜移植後の緑内障など難治性の緑内障の治療を得意とする術式です。眼内にチューブを入れ、チューブの中を通った房水は、眼の後ろに設置したプレートに向かって流れていきます。このような人工的なデバイスを眼に留置するため、インプラント手術と呼ばれます。眼圧下降効果はトラベクレクトミーと同等からやや劣るものの、術後の合併症が少なく長期成績の良い術式です。

  • 合併症:眼球運動障害、一過性高眼圧など
チューブシャント手術(緑内障インプラント手術)

水晶体再建術併用眼内ドレーン手術

白内障手術と同時に眼内ドレーン(ステント)を挿入します。ステント挿入によって、眼圧を調整する房水の排出が改善され、眼圧が下がる仕組みとなっております。本手術は白内障手術と同時にできる極低侵襲緑内障手術です。現在はI Stent inject Wというデバイスが主流で院長は本デバイスの認定を受けております。

水晶体再建術併用眼内ドレーン手術
水晶体再建術併用眼内ドレーン手術
認定証

手術の流れ

  1. 手術日決定

    患者様が手術を希望されましたら、まず手術日の調整を行います。患者さんの緑内障の進行具合、ご年齢、ご希望を勘案し、最適な術式を提案いたします。

  2. 術前検査、手術説明

    手術で必要な眼科検査、採血を行いその結果をふまえ、緑内障の手術説明をさせていただきます。緑内障手術には様々な術式があり、それぞれのメリット・デメリットをご理解いただき、術式を決定いたします。

  3. 手術

    日帰りにて手術を行います。予約時間にお越しいただき、手術準備をさせていただきます。手術終了後は眼帯をしてご帰宅いただきます。

使用する医療機器

  • KAHOOK DUAL BLADE
    トラベクロトミーの際、線維柱帯を切開する特殊デバイスです。
  • Ahmed valve
    緑内障インプラント手術の際に、使用するチューブです。
  • Cyclo G6(TOMEY)
  • OMS-800 OFFICE(TOPCON)

外眼部手術External eye surgery

外眼部手術について

外眼部手術として、眼瞼下垂・眼瞼内反症・翼状片・結膜弛緩・結膜脂肪ヘルニア・睫毛乱生など、様々な外眼部疾患に対応しております。

手術の流れ

  1. 手術日決定

    患者様が手術を希望されましたら、まず手術日の調整を行います。

  2. 術前検査、手術説明

    手術で必要な眼科検査、採血を行いその結果をふまえ、病状に合わせた各手術のメリット・デメリット、リスクについてご説明いたします。

  3. 手術

    日帰りにて手術を行います。予約時間にお越しいただき、手術準備をさせていただます。手術終了後は眼帯をしてご帰宅いただきます。

使用する医療機器

高額療養費制度High-cost medical expenses system

  • 公的医療保険制度に加入されている方は、1カ月間に医療機関で支払われた自己負担額に、上限を定め、これを超えた分の医療費を還付する制度があります。これを「高額療養費制度」といいます。月々の医療費の限度額には所得や年齢によって異なりますので注意が必要です。
  • 当院での手術や、硝子体注射ではこの制度の適応となる可能性がございます。
  • 支給を受けるには申請が必要です。国民健康保険であれば市区町村の担当窓口へ、そのほかの健康保険組合、協会けんぽの都道府県支部および共済組合などに申請してください。
  • 高額療養費の限度額のシミュレーションはこちらを参考にしてください。
高額療養費の限度額のシミュレーション

医療費控除についてAbout medical expense deduction

  • 1年間にかかった医療費が10万円(総所得金額等が200万円未満の人は総所得金額等の5%)を超えた場合に受けられる所得控除制度のひとつです。 医療費控除の対象になる場合は、確定申告することで還付金を受け取ることができます。
  • 経堂あそう眼科で行った
    白内障手術(選定療養による多焦点眼内レンズ挿入を含む)
    緑内障手術
    硝子体手術
    ICL手術
    オルソケラトロジー

    などの高額な医療費も控除の対象となります。
    当院で手術時に発行した領収書は大切に保管をしていただきますようよろしくお願いいたします。(再発行は致しかねます)
  • 年間の医療費控除額はこちらのサイトを参考にして下さい。
医療費控除のシミュレーション

当院で対応可能な手術

当院手術の特長

  1. 院内に大学病院の手術室や航空機内と同等の空気清浄度を持つHEPAフィルターを備えた清潔な手術室を完備しております。
  2. 手術は全例院長が施行し、術前説明から術後のフォローまで院長が責任を持って対応いたします。
  3. 当院では局所麻酔に加え低濃度笑気麻酔を用いた手術が可能です。
    歯科領域でも広く使用されている吸入麻酔で、手術時の疼痛だけでなく、不安や緊張を和らげる効果があり、リラックスして手術を受けることが可能です。体内からの排出が早く、臓器に負担がほとんどなく、安全性の高い麻酔方法です。こちらの麻酔は保険適応で使用可能です。

硝⼦体手術Vitreous surgery

手術について

網膜硝子体疾患には黄斑前膜・黄斑円孔・網膜剥離・硝子体出血など多彩な疾患があります。また水晶体脱臼や眼内レンズ脱臼など、白内障手術後の何らかの合併症にも硝子体手術が必要となる場合があります。

硝子体鉗子
黄斑前膜の手術映像

黄斑前膜の手術映像です。左の写真にあるような硝子体鉗子を用いて厚さ5㎛の膜を剥いていきます。非常に精密な動作ですが右の写真では矢印に示しますように、膜が剥けている様子を捉えた映像です。

手術の流れ

  1. 手術日決定

    患者様が手術を希望されましたら、まず手術日の調整を行います。緊急性のある方は急いで行います。

  2. 術前検査、手術説明

    手術で必要な眼科検査、採血を行いその結果をふまえ、イメージしにくい硝子体手術をできるだけわかりやすくご説明いたします。併せて手術のリスクや、眼内にガスを入れる方にはその説明もさせていただきます。

  3. 手術

    日帰りにて手術を行います。予約時間にお越しいただき、手術準備をさせていただきます。手術終了後は眼帯をしてご帰宅いただきます。眼内にガスを入れた方は帰宅後の体位(体の向き)を指示いたします。

使用する医療機器

緑内障手術Glaucoma Surgery

緑内障手術について

緑内障手術は主に、眼圧を下げる手術となります。緑内障の進行の程度や、タイプによって術式が変わります。当院ではレーザーで眼圧を下げる毛様体光凝固術、手術で眼圧を下げる線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)、線維柱帯切開術(トラベクロトミー)に対応しております。緑内障チューブシャント手術は施設認可申請中です。レーザー手術の場合は採血は行いません。

緑内障治療の第一選択は薬物治療ですが、

  • 薬物治療でも眼圧が下がらない場合
  • 薬物治療が奏功しても緑内障が進行する場合
  • 点眼管理が困難であったり、薬剤アレルギーがある場合

等では、レーザー治療や手術療法を行います。当科では様々な手術を行うことが可能です。
レーザー治療は、マイクロパルスレーザーを用いた経毛様体光凝固術で眼圧下降を目指します。(サイクロG6)
手術が必要となる患者様の多くは隅角線維柱帯での房水の流れが悪くなることが多く、主に線維柱帯をターゲットとした手術を行っております。

緑内障手術

経毛様体光凝固術

白目の部分(結膜)に専用のプローブを当てレーザーを線維柱帯に効かせ、流出抵抗を減らすレーザーです。
視機能を維持したまま、眼圧を下げることのできるレーザーで近年注目されております。
当院では局所麻酔下で日帰りでレーザーを行っております。

  • 合併症:疼痛・充血、一過性の調節不全(ピントが合いにくくなることがあります)
経毛様体光凝固術

トラベクレクトミー(線維柱帯切除術)

眼の外から強膜を切開し、強膜弁を作成をします。露出した線維柱帯を切除し、新たな房水の出口を作成します。強い眼圧下降効果があり、様々な緑内障の形に適応があります。

  • 合併症:術後低眼圧、濾過胞炎、乱視の増加、悪性緑内障など
トラベクレクトミー(線維柱帯切除術)

トラベクロトミー(線維柱帯切開術)

房水の流出抵抗を下げる手術です。現在は眼内から手術器具を用いて抵抗の原因である線維柱帯を切開し、新たな房水の出口を作成します。眼圧下降効果はトラベクレクトミーに劣るものの、手術時間が短く、術後の合併症が少ない術式です。また、白内障の併用手術との相性が良い手術です。

  • 合併症:術後前房出血、一過性高眼圧など
トラベクロトミー(線維柱帯切開術)

プリザーフロ®マイクロシャント手術

「プリザーフロ®マイクロシャント手術」は新たな低侵襲濾過手術です。良好な眼圧下降効果をもたらすとともに合併症が少なく、短時間で終了手術します。術後にコンタクトレンズを付けられる可能性がある濾過手術でもあります。当院では本手術の使用承認を受けており日帰り手術が可能です。

  • 合併症:術後低眼圧、前房出血、濾過胞炎
プリザーフロ®マイクロシャント手術

チューブシャント手術(緑内障インプラント手術)

他の緑内障手術で眼圧下降が不十分であった症例や、血管新生緑内障や角膜移植後の緑内障など難治性の緑内障の治療を得意とする術式です。眼内にチューブを入れ、チューブの中を通った房水は、眼の後ろに設置したプレートに向かって流れていきます。このような人工的なデバイスを眼に留置するため、インプラント手術と呼ばれます。眼圧下降効果はトラベクレクトミーと同等からやや劣るものの、術後の合併症が少なく長期成績の良い術式です。

  • 合併症:眼球運動障害、一過性高眼圧など
チューブシャント手術(緑内障インプラント手術)

水晶体再建術併用眼内ドレーン手術

白内障手術と同時に眼内ドレーン(ステント)を挿入します。ステント挿入によって、眼圧を調整する房水の排出が改善され、眼圧が下がる仕組みとなっております。本手術は白内障手術と同時にできる極低侵襲緑内障手術です。現在はI Stent inject Wというデバイスが主流で院長は本デバイスの認定を受けております。

水晶体再建術併用眼内ドレーン手術
水晶体再建術併用眼内ドレーン手術
認定証

手術の流れ

  1. 手術日決定

    患者様が手術を希望されましたら、まず手術日の調整を行います。患者さんの緑内障の進行具合、ご年齢、ご希望を勘案し、最適な術式を提案いたします。

  2. 術前検査、手術説明

    手術で必要な眼科検査、採血を行いその結果をふまえ、緑内障の手術説明をさせていただきます。緑内障手術には様々な術式があり、それぞれのメリット・デメリットをご理解いただき、術式を決定いたします。

  3. 手術

    日帰りにて手術を行います。予約時間にお越しいただき、手術準備をさせていただきます。手術終了後は眼帯をしてご帰宅いただきます。

使用する医療機器

  • KAHOOK DUAL BLADE
    トラベクロトミーの際、線維柱帯を切開する特殊デバイスです。
  • Ahmed valve
    緑内障インプラント手術の際に、使用するチューブです。
  • Cyclo G6(TOMEY)
  • OMS-800 OFFICE(TOPCON)

外眼部手術External eye surgery

外眼部手術について

外眼部手術として、眼瞼下垂・眼瞼内反症・翼状片・結膜弛緩・結膜脂肪ヘルニア・睫毛乱生など、様々な外眼部疾患に対応しております。

手術の流れ

  1. 手術日決定

    患者様が手術を希望されましたら、まず手術日の調整を行います。

  2. 術前検査、手術説明

    手術で必要な眼科検査、採血を行いその結果をふまえ、病状に合わせた各手術のメリット・デメリット、リスクについてご説明いたします。

  3. 手術

    日帰りにて手術を行います。予約時間にお越しいただき、手術準備をさせていただます。手術終了後は眼帯をしてご帰宅いただきます。

使用する医療機器

高額療養費制度High-cost medical expenses system

  • 公的医療保険制度に加入されている方は、1カ月間に医療機関で支払われた自己負担額に、上限を定め、これを超えた分の医療費を還付する制度があります。これを「高額療養費制度」といいます。月々の医療費の限度額には所得や年齢によって異なりますので注意が必要です。
  • 当院での手術や、硝子体注射ではこの制度の適応となる可能性がございます。
  • 支給を受けるには申請が必要です。国民健康保険であれば市区町村の担当窓口へ、そのほかの健康保険組合、協会けんぽの都道府県支部および共済組合などに申請してください。
  • 高額療養費の限度額のシミュレーションはこちらを参考にしてください。
高額療養費の限度額のシミュレーション

医療費控除についてAbout medical expense deduction

  • 1年間にかかった医療費が10万円(総所得金額等が200万円未満の人は総所得金額等の5%)を超えた場合に受けられる所得控除制度のひとつです。 医療費控除の対象になる場合は、確定申告することで還付金を受け取ることができます。
  • 経堂あそう眼科で行った
    白内障手術(選定療養による多焦点眼内レンズ挿入を含む)
    緑内障手術
    硝子体手術
    ICL手術
    オルソケラトロジー

    などの高額な医療費も控除の対象となります。
    当院で手術時に発行した領収書は大切に保管をしていただきますようよろしくお願いいたします。(再発行は致しかねます)
  • 年間の医療費控除額はこちらのサイトを参考にして下さい。
医療費控除のシミュレーション