ICL手術

ICL手術

ICL手術について

経堂あそう眼科ではICL手術(眼内コンタクトレンズ)を行っております。角膜を削らずに近視を矯正する手術で専用のコンタクトレンズを眼内に挿入します。眼鏡やコンタクトレンズ以外に近視を矯正する新たな方法です。乱視を矯正するレンズもございますので、乱視が多くて不安な方も、施術することができます。

  • 当院で挿入するICLは国内で唯一、薬事承認・厚生労働省からの認可を受けたSTAAR Surgical社製の「アイシーエル KS-AquaPORT®」を採用しております。
  • 低矯正の近視・遠視・老視矯正など、認可レンズの規格を超えるレンズは個人輸入が必要となり、手術までの期間や料金が変わります。
  • 手術は全例院長が執刀します。患者さんが安心して手術が受けられるよう、手術前の相談から、術後の診察まで一貫して院長が対応し、質の高いサービスときめ細かいフォローを心がけております。
  • 朝生院長は2017年にSTAAR Surgical社のICLの認可を受けており、豊富な内眼手術の経歴を持ちます。また2024年にはYoung EVO ICL Ophthalmologist Awardを受賞しICL使用の評価を受けております。

手術に恐怖感や心配が強い方には、不安や緊張を和らげる笑気麻酔を無償でご案内致します。

メーカーの案内も参考にしてください。

眼内コンタクトレンズのICL
ICL挿入図

ICL手術の特長

  • シャープであざやかな見え方が期待されます
  • ドライアイの原因になりにくい術式です
  • 良好な夜間の見え方が期待されます
  • 生体適合性の高い素材のレンズを目の中に入れます
  • コンタクトレンズのようなレンズ紛失の心配はございません
  • 入院不要の治療で、翌日には快適な視力回復が期待されます

経堂あそう眼科のICL手術の特徴

  • 当院で挿入するICLは国内で唯一、薬事承認・厚生労働省からの認可を受けたSTAAR Surgical社製の「アイシーエル KS-AquaPORT®」を採用しております。
  • 低矯正の近視・遠視・老視矯正など、認可レンズの規格を超えるレンズは個人輸入が必要となり、手術までの期間や料金が変わります。
  • 手術は全例院長が執刀します。院長は2017年にSTAAR Surgical社のICLの認可を受けており、豊富な内眼手術の経歴を持ちます。
  • 手術に恐怖感や心配が強い方には、不安や緊張を和らげる笑気麻酔を無償でご案内致します。
眼球と地球イラスト

手術の流れ

  1. 手術日決定

    患者様が手術を希望されましたら、まず手術日の調整を行います。お急ぎの方は可能な限り早めに行います。

  2. 術前検査、手術説明

    手術で必要な眼科検査、採血を行いその結果をふまえ、どのようなレンズを眼の中に入れるか相談させていただきます。ICLのメリット・デメリット、手術のリスクについてご説明いたします。ICL検査は術前のレンズ選択が非常に重要ですので検査を複数回行います。

  3. 手術

    日帰りにて手術を行います。予約時間にお越しいただき、手術準備をさせていただきます。手術終了後は眼帯をしてご帰宅いただきます。術後は翌日、1週間後、1か月後、3か月後、6か月後の診察を推奨いたします。

    【画像】手術

合併症・リスク

  1. 術後のまぶしさ・充血、結膜下出血
    術後炎症のため術後1~2週間程度、まぶしさや充血が生じます。また、創口を作成する際に結膜下に出血が生じることがあります。いずれも点眼で症状の安定化、消失が見込まれます。
  2. ハロー・グレア
    ライトなどの、光の周囲にぼやけた輪が見える現象(ハロー)や、まぶしく感じるほど光がギラギラとにじむ現象(グレア)が生じることがあります。症状の程度には個人差がありますが、しばらくすると気にならなくことが多いですが、残存するリスクもございます。
  3. 眼内炎
    非常にまれな合併症(0.02%程度)ですが、創口から細菌が混入し、眼内で増殖し非常に強い炎症・視力低下を生じます。早期に洗浄を行い場合によってはICLを抜去します。
  4. レンズ不適合、眼圧上昇
    レンズのサイズが、ご自身の目のサイズに合わないと、近視や乱視の矯正が不十分で術後の視力が上がらないことがあります。また、一過性に眼圧が上昇することもあり、薬物治療が必要となります。術後経過の中で自然軽快しない場合は、レンズの位置を修正したり、入れ替える必要が生じることがあります。
  5. 老視
    40歳頃から加齢に伴う調節力の衰えにより「手元が見にくい」と言った老眼の症状が出始めます。老眼は遠近のピントを合わせる能力が衰える症状です。眼内コンタクトレンズ治療は近視や乱視など屈折の矯正を行いますが、老眼の治療ではありません。老眼により手元が見にくい場合は近用眼鏡(老眼鏡)等を適宜使用して下さい。

費用

適応検査 5,000円(税込)
手術費用 ホールICL<技術代、レンズ、術後半年間の診察・検査費用、薬剤費を含みます>
乱視なし
片眼 325,000円(税込)
両眼 650,000円(税込)
乱視あり
片眼 335,000円(税込)
両眼 670,000円(税込)

遠視用ICL、-3D未満の近視用ICLは個人輸入となりますので追加費用が片眼で25,000円かかります。予めご了承ください。

注意点

  • ICL手術は自費診療です。各種公的医療保険は適応されません。
  • 両眼手術の場合は、左右同時手術となります。
  • 術後3日間は洗顔・洗髪を禁止しております。特に術後1週間以内は眼を強くこすらないようお気を付けください。
  • 早期に日常生活を送ることができますが、いくつか注意事項もありますので担当医師にご確認ください。
  • 当院の使用するICLは国内承認されたスターサージカル(STAARSurgical )社のホールICL(EVO+およびEVO)を使用します。規格外・もしくは遠近両用のレンズの場合、個人輸入レンズをご案内いたします。