経堂あそう眼科で施行可能な多焦点レンズを用いた白内障手術に、Johnson&Johnson社の「Tecnis PureSee（テクニスピュアシー）🄬」という焦点深度拡張型（EDOF型）眼内レンズが加わります。　　　ピュアシーは単焦点眼内レンズと同等のコントラスト感度でありながら、ハロー・グレアといった不快な夜間光視症を単焦点眼内レンズ並みに抑えています。また、同社のレンズの高い基本性能に加え、屈折ずれ（予定のピントの位置と異なる場所に焦点があった場合）にも視力を維持できる強さを持つレンズです。つまりは単焦点と同等の色調の鮮明さを持ちつつも中間距離までは、良好な視力が期待できるレンズです。

ポイントをまとめますと

①遠方から60～70cmまでの中間を得意とするレンズ

②単焦点眼内レンズと同等のコントラスト感度・夜間光視症

③レンズの高い基本性能と屈折ずれの少なさ

となります。不快な夜間光視症は夜間の運転等では邪魔になりますので、運転業務や夜間業務多い方、多焦点レンズの持つデメリットを少なくしたい方に向いたレンズです。当院では選定療養を用いた多焦点レンズを用いた白内障手術が可能です。多焦点レンズを挿入する際の選択肢にしていただければ幸いです。詳しくは当院までお問い合わせください。

経堂あそう眼科　 院長　朝生　浩

東京都世田谷区経堂1－22－18　　TEL 03-6432-6555