お知らせ

連続焦点多焦点眼内レンズ「Tecnis Odyssey:テクニスオデッセイ」の取り扱いを始めました

・経堂あそう眼科で施行可能な多焦点レンズを用いた白内障手術に、新たなレンズが加わります。アメリカJohnson&Johnson社から発売されている「Tecnis Odyssey:テクニスオデッセイ・テクニスオデッセイトーリックⅡ」というレンズが加わりました。テクニスオデッセイは現在同社が販売する連続焦点レンズであるテクニスシナジーの後継に当たります。

・Johnson&Johnson社(AMO社)のレンズはオプティブルー(OptiBlue)と同社が名付けた、他のレンズよりも短波長の光を通しつつも、目に有害な波長は取り除き、睡眠の質などに影響するサーカディアンリズムを整えることや、レースカット製法によるレンズ精度の高さを特徴としてますが、多焦点眼内レンズについても国内で長期にわたり提供してきたメーカーです。

テクニスオデッセイの特徴は                                 ①レンズ設計の変更による異常光視症(ハロー・グレア・スターバースト)の軽減         ②高いコントラスト感度の維持→旧モデルからの改善                      ③収差の低減(色収差)→ブレの少ない見え方                         ④残余屈折対策→屈折誤差・ずれに強い                            となっており旧モデルからの進化が期待されます。一方でシナジーの特徴であった30cm付近の手元の見え方はシナジーよりも劣るとも言われており、生活スタイルによってレンズを選択するとよいと思われます。そのため、当院では、しばらく、シナジーも継続してご提供しますのでご安心ください。

・当院では選定療養を用いた多焦点レンズを用いた白内障手術が可能です。多焦点レンズを挿入する際の選択肢にしていただければ幸いです。詳しくは当院までお問い合わせください。

経堂あそう眼科  院長 朝生 浩

東京都世田谷区経堂1-22-18  TEL 03-6432-6555