新しいドライアイ治療・MGD治療New dry eye treatment/MGD treatment
マイボーム腺機能不全(MGD)とは
まぶたの裏側には涙の油分を分泌するマイボーム腺という器官が存在しますが、マイボーム腺の出口が何らかの原因で詰まると、涙の中の油分のバランスがくずれ、まぶたの炎症(眼瞼炎)、ものもらい、ドライアイを引き起こします。
マイボーム腺機能不全(MGD)になるとマイボーム腺の詰まりや機能低下が生じ
油の分泌が減ったり、質が悪くなります。その結果、角膜表面からの涙の蒸発が強くなりドライアイ症状の原因になります。
また、瞼の縁がいつも腫れたり、常に目ヤニが出たり
目はしょぼつくのに涙っぽいなどの、種々の不快な症状が出てきます。
この慢性的な詰まりが続くことで
マイボーム腺が詰まる→炎症が起きる→油の質がさらに悪化→涙が不安定になる
という悪循環が生じます。
MGDが引き起こすドライアイへの治療には様々なものがありますが当院では、Intence Pulsed Light(IPL)という特殊な光を照射することによって、マイボーム腺のつまりを解消しドライアイ症状を改善する治療器である、ルミナス社の「M22 IPL」を2024年に導入し、多くの患者さんにご評価して頂いております。
MGDに対するIPL治療はまぶたの炎症を抑え、マイボーム腺の詰まりを改善し、涙の質を整える治療と言えます。
IPLのMGDへの効果として
- 炎症を抑える効果
- マイボーム腺のつまりを溶かす効果
- デモデックス(顔ダニ)を減少させる効果
- 肌のコラーゲンを再生する効果
が期待できます。
IPL治療をすることで
- マイボーム腺の開口部が開く
- 分泌物が透明でサラサラに
- 涙の油層が安定
などの効果からドライアイが改善していきます。
MGDへのIPLをお勧めできる状患者さんは
- 点眼や温罨法で改善しないドライアイ
- まぶたの赤み・炎症が強い
- 霰粒腫を繰り返す
- コンタクト使用で不快感が強い
といった方にお勧めです。下の表にチェック表がございますのでご覧ください。
新しいドライアイ治療として
以下の画像「ドライアイチェック」のように、目薬で治らないような難治性のドライアイでマイボーム腺機能不全にこのIPLによるドライアイ治療が期待できます。
マイボーム腺機能不全に関する病気として霰粒腫への効果も期待されています。
フォトフェイシャル®・美肌治療 Photofacial®/Beautiful skin treatment
IPLはもともと血管腫の治療として使われてきましたが、現在は紫外線などによって生じた肌のトラブルに有効です。IPLのもたらす広域な波長がシミがもたらす皮膚のメラニンに吸収されたり、真皮のコラーゲンの再構築によって、
- 炎症を抑える効果
- マイボーム腺のつまりを溶かす効果
- デモデックス(顔ダニ)を減少させる効果
- 肌のコラーゲンを再生する効果
などが可能です。
当院ではM22 IPLのよるフォトフェイシャル®治療によって肌のコンディションの改善が狙えます。
フォトフェイシャルとは、IPL(Intense Pulsed Light)という幅広い波長の優しい光を顔全体に照射し、シミ・そばかす・くすみ・赤ら顔・小じわ・ハリ不足など様々な肌悩みを改善する美容医療です。
肌老化の原因
- 紫外線
UV-A・・・真皮まで到達する光でたるみやしわの原因となります。
UV-B・・・メラニン色素をたくさんもったケラチノサイトが増え、シミ・ソバカスなどの原因となります。 - 加齢
加齢と共に皮膚の代謝が低下します。メラニン色素をたくさんもったケラチノサイトが増え、シミ・ソバカスなどの原因となるとともに、コラーゲンの減少で、肌のハリや弾力がなくなり、シワやたるみになってしまいます。 - 乾燥
表皮に存在するお肌のみずみずしさを保つための角質層の水分が減少することで小じわの原因となります。 - 活性酸素
活性酸素は細胞に障害を与え、真皮のコラーゲンなどを硬くして、お肌のハリや弾力性を失わせ、老化を進めてしまいます。
仕組みと効果
- 光の作用: IPL光がシミの原因となるメラニン色素や赤みの原因となる毛細血管に吸収され、熱エネルギーを与えます。
- コラーゲン生成: 光の熱刺激が真皮の線維芽細胞を活性化させ、コラーゲンやエラスチンの生成を促進し、ハリ・弾力アップや肌のキメを整えます。
- 幅広い効果: フィルターの種類を変えることで、シミ・そばかす・くすみ・赤ら顔・ニキビ・ニキビ跡・小じわ・毛穴の開きなど、多岐にわたる肌トラブルに対応可能です。
光が肌のメラニンや毛細血管に作用して破壊し、同時にコラーゲン生成を促して肌全体のキメやハリを整える効果があり、ダウンタイムが少なく施術後すぐにメイク可能なのが特徴です。
フォトフェイシャル(M22 IPL)のメリット
- 単一波長のレーザーよりも複数回の施術が必要ですが、シミ・そばかすだけでなく小じわや肌のキメなどの広範囲の皮膚トラブルに効果を示します。
- 施術中の痛みが少なく、麻酔クリームなしで施術可能です。(ご希望に応じて有料で麻酔可能です)
- ダウンタイムがほとんどないので、施術日にメイクが可能です。(日焼け止めは必要です)
- 幅広い効果: フィルターの種類を変えることで、シミ・そばかす・くすみ・赤ら顔・ニキビ・ニキビ跡・小じわ・毛穴の開きなど、多岐にわたる肌トラブルに対応可能です。
IPL M22施術写真
施術前
施術後(施術1週後)
頬のシミやそばかすに効果を示す一方でほくろには効果がみられません
(*本症例は一例の経過を示すもので、すべての方に効果を保証するものではありません)
ResurFX®によるフラクショナルレーザー(経堂院のみ)ResurFX
リサーフェイシングとは
美容における「リサーフェシング(Resurfacing)」とは、レーザーやラジオ波(RF)などを用いて肌表面に微細なダメージを与え、肌の再生を促し、古い角質や損傷した皮膚を除去して、新しい健康な皮膚に入れ替える美容医療技術です。主に毛穴の開き、小じわ、ニキビ跡、肌の質感改善、ハリの向上などに効果があり、クリニックでは「スキンリサーフェシング」や「レーザースキンリサーフェシング」などと呼ばれ、フラクショナルレーザー(ResurFX®など)が代表的です。
フラクショナルレーザーは、レーザーで肌に微小な穴を無数に空け、当てた肌の部位の再構築を行うます。レーザーの波長により皮膚の狙う場所が異なります。
リサーフィックス(ResurFX®)について
リサーフィックスはM22プラットフォームに搭載可能 な 非蒸散型のフラクショナルレーザー治療 です。
レーザーで 肌に微細な熱の刺激を与え、点状にコラーゲン再形成を促します。
非蒸散型(ノンアブレイティブ)は 表皮は剥がさず、真皮層のコラーゲン生成を刺激するのでダウンタイムが少ない特徴を持ちます。
フラクショナルレーザーは主に真皮深部に作用し 小じわ、肌の凹凸、毛穴開大、コラーゲン再構築、肌のハリ改善などに効果的と言われております。
※国内薬事未承認
リサーフィックスは1565nmの波長のレーザーを出力し、主に真皮内の水分にさせます。
レーザーエネルギーは真皮の水分とコラーゲンに吸収され、、表皮を削り取ることなく真皮内に刺激を与えることができます。(非蒸散型)
IPLとResurFXの使い分け
IPL(M22)=表面〜浅い改善(色・赤みの改善)
ResurFX=奥深くの構造改善(肌質・ハリを改善)
を得意とします。
IPLは様々な波長のエネルギーの光のため、マイルドですが真皮層にも効果をもたらします。
- M22 IPL
シミ・そばかすを薄くしたい
赤ら顔や毛細血管拡張が気になる
ダウンタイムが取りづらい - ResurFX
毛穴・肌の凹凸が目立つ
小じわ・ハリ不足を改善したい
コラーゲン再生を促したい
といった使い分けをすると効果的と考えます。
両方行うことも可能です。
| 項目 | M22 IPL | ResurFX |
|---|---|---|
| 技術 | 光(Broad-spectrum light) | Fractional Laser(レーザー) |
| 主な作用層 | 表皮・浅い真皮 | 真皮深部 |
| 得意とする病変 | 色ムラ/シミ/赤み/血管病変 | 肌質・毛穴・小じわ・凹凸・コラーゲン生成 |
| ダウンタイム | 少ない/ほぼなし | 1~2日程度赤み・ほてりあり |
| 施術感 | 軽い | レーザーの刺激あり (冷却付きで痛み軽減) |
| 麻酔 | 不要(希望で行います) | 必要 |
| 効果の出方 | マイルド | 効果的に出やすい |
| コラーゲン刺激 | あり | 積極的に促進 |
IPL施術の流れFlow of treatment
-
施術部位のメイクやクリームを落としてご来院
- メイクをした状態ですと施術できません
-
肌を保護するため冷却ジェルを塗布します
-
IPLを照射します
フラッシュのようなまぶしさやゴムでパチンと弾かれた程度の痛みがあります。
-
直後から洗顔・メイクが可能です
ResurFX®施術の流れFlow of treatment
-
施術部位のメイクやクリームを落としてご来院
- メイクをした状態ですと施術できません
-
レーザーの痛みを抑えるため麻酔クリームを塗布します
- 施術料金に含まれます
-
レーザーを照射します
熱で焼かれるような感覚があります。(麻酔が効いているので我慢できます)
-
直後は赤みや熱感が強い場合、保冷材等にて断続的に肌を冷やします。施術日は施術部位が腫れる感じがするため、メイクやアルコール分の強い化粧水・乳液は避けるようにします。
施術の注意点Precautions for treatment
1. 治療間隔、回数について
IPLは約4週おきで1クール5回(ドライアイは3回)を推奨しております。
その後のメンテナンスは2~3か月おきとなります。
ResurFXは約4週おきで1クール3~5回を推奨しております。
その後のメンテナンスは6~12か月おきとなります。
2. 施術できない方
IPL、ResurFX共通
- 妊娠中・授乳中の方
- 重度の皮膚疾患(皮膚炎、ヘルペス、ケロイド退室など)がある部位
- 施術予定部位に強く日焼けをしている、または炎症がある方
- てんかん、極度の光過敏症、糖尿病、悪性腫瘍の治療中の方
ResurFX
- 麻酔アレルギー
- 金属製品が体内にある方、金の糸による糸リフト手術の経験がある方
3. 日焼け後の照射
日焼け後は1か月ほど照射を控えましょう。照射後は日焼け止めを塗るようにし、2週間ほどは直射の日焼けに気を付けましょう。
4. 副作用について
IPL
- 術後、日常生活において特に制限は無く、洗顔やメイク、入浴はすぐにできます。
- 治療直後数時間、治療部位に軽い赤みやヒリヒリ感が残ることがあります。脱毛部位は毛包炎になります。
- シミの濃い部分は治療直後に少し濃く変化し、かさぶたになることがあります。
(約1週間で 自然に剥がれますので無理に剥がさないでください) - かさぶたや赤みが落ち着くまでは、エステやフェイスマッサージは避けてください。
- ホームピーリング、スクラブ洗顔をしている方は、治療期間中、中止してください。
- シミの再発を防ぎ、次回の安全な照射を行うために、治療後は日焼け止めなどで紫外線防止をしてください。
ResurFX
- 赤み、腫れ、熱感:施術直後から生じますが、通常数日でおさまります。
- 色素沈着:稀に炎症後、色素沈着が生じる可能性があります。特に日焼け対策を怠った場合や体質により発生しやすく、数カ月を要して徐々に薄くなります。
- 水泡・びらん:極稀に熱傷による水泡やびらんが生じる場合があります。速やかに医師の診察を受けてください。
- 内出血、乾燥、ざらつき:施術後数日間、皮膚に乾燥や微細なざらつきを感じることがあります。
5. 費用について
クレジットカード・現金でお支払い可能です。
IPL費用Expense
ドライアイ治療(MGD)【2pass】2pass>
| 回数 | 費用(税込) |
|---|---|
| 1回 | 7,700円 |
| 4回 | 25,000円 |
フォトフェイシャル(美肌コース)・赤ら顔・血管拡張・色素斑【2pass】
- ドライアイ治療(MGD)もご希望の場合は併施致します。【1pass】ずつ行います。
- フォトフェイシャルコースは肌質改善のコースに赤ら顔・血管拡張・色素斑を組み合わせたり、アレンジ可能です。
| 施術箇所 | 回数 | 費用(税込) |
|---|---|---|
| 顔全体 | 1回 | 15,000円 |
| 5回 | 59,800円 |
ResurFX費用Expense
| 施術箇所 | 回数 | 費用(税込) |
|---|---|---|
| 顔全体 | 1回 | 33,000円 |
| 5回 | 14,9000円 | |
| 両頬 | 1回 | 20,000円 |
| 鼻 | 1回 | 5,000円 |
| 目周囲 | 1回 | 15,000円 |
