経堂あそう眼科では様々な緑内障手術を行っておりますが、新たにAlcon社の「Hydrus® Microstent:ハイドラス マイクロステント」という緑内障デバイスが加わります。緑内障手術のなかでは低侵襲緑内障手術(MIGS)に分類されますが、柔らかい金属製で網目状のステントを房水の出口である線維柱帯(目の中の水が流れつく場所)に挿入することで水の流出を促進し、眼圧を下げることができます。房水の出口の流出量を増やす手術の中ではよく眼圧が下がる報告もされており期待されております。 当デバイスは水晶体再建術併用緑内障ドレーン手術という、白内障同時手術でのみ保険診療での挿入が認められており、まだ白内障手術を行っていない初期~中期前後の緑内障患者様が適応となります。
当院において現在入れられる緑内障デバイスは
①Hydrus® Microstent:ハイドラス マイクロステント(初期~中期緑内障)
②i Stent Inject W:アイステントインジェクトW(初期~中期緑内障)
③Preserflo Microshunt:プリザーフロマイクロシャント(初期~末期緑内障)
④Ahmed Glaucoma valve:アーメド緑内障バルブ(難治緑内障、硝子体手術後等)
の4種類となっており病状・病態に合わせてご案内させていただければ幸いです。詳しくは当院までお問い合わせください。
経堂あそう眼科 院長 朝生 浩
東京都世田谷区経堂1-22-18 TEL 03-6432-6555

