お知らせ

焦点深度拡張型多焦点眼内レンズ「MiniWELLミニウェル:ウェルヒュージョンシステム」の取り扱いを始めました

経堂あそう眼科で施行可能な多焦点レンズを用いた白内障手術に、新たなレンズが加わります。イタリアSIFI社から発売されてい「MiniWELL®:ミニウェル」に新たに「MiniWELLPROXA®:ミニウェルプロクサ」というレンズが加わりました。ミニウェルはレンズ面の回折で光を遠方から手元まで分ける回折型レンズに対し、レンズそのものが持つ球面収差という焦点のずれをうまく利用して患者さんが見える焦点を伸ばす焦点深度拡張レンズ(EDOFレンズ)です。レンズは周辺が遠方の良好な視力を出す単焦点の構造で、中心に焦点深度を拡張するエリアに分かれています。

・今までの「MiniWELL®:ミニウェル」では40cmよりも手元側の視力が見えにくかったですが、新たに30cm当たりの手元の見え方を得意とする「MiniWELLPROXA®:ミニウェルプロクサ」が加わることで、両眼で遠方から手元までをみえるようにするというコンセプトで「WELL Fusion system:ウェルヒュージョンシステム」と名付けられており、この度当院でも取り扱いを始めました。焦点深度拡張レンズはハローグレアやコントラスト感度低下が起きにくいレンズで不具合の少ないレンズとして期待されます。当院では自由診療で「ミニウェル・ミニウェルプロクサ」を用いた白内障手術(乱視なし:55万円・乱視あり:60万円<税込>:片眼)が可能です。多焦点レンズを挿入する際の選択肢にしていただければ幸いです。詳しくは当院までお問い合わせください。

経堂あそう眼科  院長 朝生 浩

東京都世田谷区経堂1-22-18  TEL 03-6432-6555